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「歴史×エンターテイメント 悲母観音コンサート」
皆さんは、幕末から明治期に活躍した長府藩御用絵師「狩野芳崖」さんについてどのくらいご存知でしょうか?
狩野晴皐の子として、下関市長府印内でお生まれになったという事で、ご存知の方も多いかと思います。
この度、重要文化財に指定されている「狩野芳崖」の遺作「悲母観音」が久しぶりに下関市立美術館にて展示が行われるという事で、関門エンターテイメントの皆様が3月3日に「狩野芳崖 歴史コンサート」を企画されました。
予約満席となった後もお問い合わせが多く、ご予約をお断りしている状況だったため、今回特別に追加公演が決定したそうです!!
狩野芳崖は生涯を御用絵師として活躍されましたが、最期は、幕府の崩壊により生活がとても苦しいなか、妻のよしさんの支えで、絵師として過ごすことが出来たそうです。
そのような当時の歴史の背景を、音楽と共に「関門エンターテイメント」の世界にて、どうぞお楽しみください。
「歴史×エンターテイメント 悲母観音コンサート」のプログラム(予定)はこちら
「狩野芳崖」さんの物語を歌、筝曲、雅楽、ピアノの奏でる音楽にのせて、皆さんへ届けてくださるそうです。
・歌、筝曲、雅楽、ピアノによる演奏
牟田裕Singer、荒田砂代子Soprano、松浦美穂Soprano、早川恵美Piano、望月雅子 箏曲
・曲目予定
「海と月」音楽劇『狩野芳崖Kano Hogai』劇中歌(作曲:牟田裕)
私を泣かせてください(作曲:ヘンデル)など
牟田さんはこんな方
牟田裕さんは下関市と門司で生まれ育ち、カンツォーネ、ポップス、日本語オリジナル曲、関門海峡ソング、オペラアリアなどを歌う、クロスオーバーシンガーとして活動されていらっしゃいます。
牟田さんは、今回のような音楽のコンサートの他にも、企画・主催・プロデュース・作詞作曲・脚本・制作・出演 など活動は多岐にわたります。
また、設立された関門エンターテイメントでは、関門の歴史文化を音楽の力で世界に発信するプロジェクトを企画し、過去と未来を繋ぐ「命」をテーマとした企画制作行うことで、感謝や感動と共に、人と人との心の絆を深く繋ぐ機会を作っていらっしゃいます。
郷土愛に溢れ、感謝と感動を感じる機会を作ってくださる、とても素晴らしいお方です。
牟田さんからメッセージ
皆様、下関市立美術館 狩野芳崖展で「悲母観音図」はご覧になりましたか?
この度、下関市長府に生まれ育った近代日本画の祖と呼ばれる「狩野芳崖」の絶筆「悲母観音図」に焦点を当て、追加/特別企画として、狩野芳崖「悲母観音」コンサートを急遽、開催する運びとなりました。
美術館との共催企画が既に予約満席との事で、新たに企画いたしました。
狩野芳崖には、明治維新後の画家としての苦しい時も支えてくれる妻の存在ありました。芳崖は優しい妻のことを、「観音様」といつも言っていたそうです。
絶筆「悲母観音」は、妻のことを重ねて描いたのでしょうか?
この度の特別企画コンサートでは、母性・愛というテーマに向かって構成します。
魅力が深く感じられる貴重な時間になると思いますので、(美術館で実物をご覧になって)狩野芳崖生誕の地・長府でのコンサートへご来場ください。お待ちしています。
「歴史×エンターテイメント 悲母観音コンサート」のイベントや会場地図、駐車場など詳細情報
イベントについて
歴史×エンターテイメント・悲母観音コンサート
長府蛍遊苑 多目的ホール
2024年3月10日(日)
開場13:30〜開演14:00~
2,000円(予約制)
主催:関門エンターテイメント・ご予約: 083-245-4131(下関市立美術館)
予約方法:美術館へ電話、直接来館、美術館HPへ
会場について
長府蛍遊苑 多目的ホール
下関市長府侍町2-6-45
083-241-0021
10:00〜17:00
イベントは不定期開催
駐車場なし
長府蛍遊苑 多目的ホール