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「古典舞踊の会」はこんなイベント
もうすぐ12月。今年もわずかとなりましたね。
「日本の伝統芸能である日本舞踊を、次の世代にも広めたい」と活動されていらっしゃる皆様を取材しました。今回は、「古典舞踊の会」をご紹介させていただきます。
今年第十八回目となる「古典舞踊の会」は、12月8日(日)に予定されております。花柳喜三千代師の一周忌の追善の意も込めた企画とされており、多くの市民の皆様にご観覧いただきたいとのことです。
「古典舞踊の会」日本舞踊とは
日本舞踊は江戸時代に発祥した舞踊で、着物を着用して、傘や扇子を用いて優雅さを表現したり、武士や、動物などなど様々な役を演じることも多く、高度な技と表現力が必要だそうです。
下関にも古くより「先帝祭」にて「上臈道中」が披露されており、毎年、一目見ようと全国から多くの方が押し寄せます。
現在も120ほどの流派が存在すると言われる日本舞踊ですが、そのなかでも代表とされる坂東流、花柳流、猿若流の方々が、流派を超えて一つの舞台を作り、下関生涯学習プラザにて観覧無料でご覧いただけます。一年に一度の素晴らしい機会「古典舞踊の会」をどうぞお見逃しなく。
「古典舞踊の会」の見どころはこちら
海外でも注目を浴びており、先生方は先日も日本舞踊ご披露の為、世界を飛び回って普及活動でお忙しくされておられます。
今回の「古典舞踊会」は、そうした先生方はもちろん、ご指導中の生徒の皆様もこの日の為に一生懸命練習されているようで、この度の舞台にも立たれるとのことです。舞台の最後には、フィナーレに「八丁浜総踊り」が予定されており、花柳喜三千代師の追善になればとの想いをお話しされていらっしゃいました。子どもたちの一生懸命な舞踊にも、是非ともご注目ください。
日本が誇る伝統芸能をつないでいく
日本舞踊は、江戸時代から続く踊りを現代でも学べるとして「習い事」としても大変人気です。日本舞踊のお教室は下関市唐戸にもあり、坂東流を指導する「坂東三導由先生」は、大人から子どもまで幅広くご指導されていらっしゃいます。日本の伝統を繋ぐため、近隣の小学校や中学校でも「上臈道中」などが体験できる教室もされているのだそう。私の娘たちも何度も日本舞踊に触れる機会があり、下関ならではの事に、大変嬉しく感じ、感謝しております。
この度、大変素晴らしい先生方と生徒の皆様の舞踊を間近で見られる機会がありますので、是非とも一度足を運んでみてください。
「古典舞踊の会」のイベントや会場地図、駐車場など詳細情報
イベントについて
古典舞踊の会
生涯学習プラザ海のホール
2024年12月08日
11:00〜開演(10:30開場)
観覧/無料
主催:下関市・下関市教育委員会 公益財団法人 下関市文化振興財団
共催:下関市文化連合会 下関市文化協会・菊川文化協会・豊田文化協会(霊浦文化協会・笠北文化協会
企画・運営:下関市芸術文化祭運営委員会 下関舞踊協会
会場について
生涯学習プラザ 海のホール
下関市細江町3-1-1
083-231-1234
09:00~22:00
不定期
駐車場あり
下関市生涯学習プラザ