イベント

まさに平安絵巻の世界!無形民俗文化財・先帝祭(せんていさい)は5/3(金祝)GWに開催

下関市阿弥陀寺町4−1[Google Map]
083‐231‐4138
 9:00‐17:00
定休日なし
地図や駐車場など詳細な情報はこちら

「しものせき海峡まつり」は5月2~4日に決定!

今年で39回目を迎える「しものせき海峡まつり」
山口県下関市で毎年GWに開催される「しものせき海峡まつり」が、今年は5月2~4日に決定!

「しものせき海峡まつり」は、関門海峡周辺の名所の歴史スペクタクルを楽しみながら、歴史の流れに思いを馳せることのできる、下関市を挙げた大イベントです。

日本史でも有名な源平合戦の「壇ノ浦の戦い」や宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の決闘」などになぞらえた催しが目白押しですよ。

2024年の今年はコロナ禍明け、数年ぶりにすべてのイベントスケジュールが「完全版」として帰ってきます!

我らが「ウズハウス」の目の前「赤間神宮」を中心に繰り広げられるゴールデンウィークイベントの数々・・・ぜひついてきてくださいね!

「完全版」ってなに?「しものせき海峡まつり」の全容とは

「しものせき海峡まつり」とは、下関市・下関市観光政策課が毎年ゴールデンウイークに合わせて行う、大きく3つのイベント総称です。

イベントは例年3日間に渡り開催され、2024年(令和6年)は5月2日(木)・3日(金祝)・4日(土祝)を予定しています。

大きいイベントの中に、下関駅~唐戸地区にかけて3つに分かれた大きなお祭り「先帝祭・源平まつり・八丁浜総踊り」が時間別・場所別で開催される、という感じです。

「しものせき海峡まつり」全イベント

先帝祭(せんていさい) 上臈道中及び上臈参拝・外八文字披露・安徳帝正装参拝・本殿祭
源平まつり 源平武者行列・源平船合戦
八丁浜総踊り お亀さん顕彰祭・八丁浜総踊り・五穀祭本殿祭

コロナ禍や昨年までは、実際に海上で行う「源平船合戦」などの中止、その他イベントも縮小していたんです。それが今回、数年ぶりのフルバージョンとして下関に帰ってきます!

・・・いかがですか、伝わりましたでしょうか?
全然わからないぞ、という方はこちらのチラシでお確かめください!(笑)


とにかく下関市が街を挙げて開催する、見どころたくさんのイベントであるということは間違いありません!

「先帝祭・上臈道中及び上臈参拝」はこんなイベント

イベントスケジュールのなかでも、3日(祝)に開催する「先帝祭(せんていさい)」観光スポットとしても大人気の唐戸地区・赤間神宮で開催される宮中祭祀であり、皇室祭祀令が定める大祭のひとつ。

海峡まつり全体は39回目を迎えますが、この「先帝祭」だけは歴史背景は全く別物。
源平で有名な平家の祖先を弔う法事として、連綿と何百年も続けられてきています。

下関市指定無形民俗文化財に指定されており、
普段とは異なる、赤間神宮の神聖な雰囲気を体感することができます。

普段の赤間神宮を知る方こそ、驚かれるかもしれません!

参道や敷地内の歩ける場所の頭上高くに、赤絨毯の敷いた天橋(渡り廊下)が数十メートルも続く光景は圧巻です!

|先帝祭|上臈道中のクライマックス!間近で見る外八文字

ここ赤間神宮は、源氏物語の源平合戦でも有名な「壇ノ浦の戦い」で有名な地
源氏に追われた平家の家臣・女官たちが、まだ幼い安徳帝とともに壇ノ浦の海で一斉に命を落としたとされ、その御霊を祀っていることで有名な神宮です。

上臈道中では、太夫の外八文字を目の前で見ることができるんです!
たっぷりと美しい所作で花魁装束をさばき、大きくたおやかな振る舞いにはうっとりします。

先帝祭はのちの平家の遺族らが、かつての御霊を鎮めるために参拝する際、かつての豪華絢爛の暮らしや繁栄した装束を模して、容姿を整えて参拝していたことが起源といわれています。

江戸時代以降に、花魁(おいらん)に模した上臈(じょうろう)・太夫(たゆう)・禿(かむろ)などの華やかな衣装を身に着け、その鎮魂の思いを受け継いで開催されています。


当日、上臈の一行は5名の花魁姿の太夫を中心に、禿や稚児、武者、後見を従え、縦に長い列をつくり下関市内各所(グリーンモールや唐商店街など)を周遊。

すべての上臈道中を終えた最終地点が赤間神宮での参拝であり、上臈の一行が豪華に交差する貴重な瞬間を見ることができます。


|先帝祭|当日限定!忘れず御朱印もいただきましょう

5月3日(金・祝)に限定でいただける、御朱印も見逃せません。

厚みのある和紙に金の和紋「揚羽蝶」、上臈のイラストまで!とっても素敵!
まさに日本中でもここ下関で、先帝祭の日だけの特別な御朱印であることがお分かりいただけるはず。

※画像は令和5年のもので、今年の実施を確約するものではありません


帝を祀る宮中祭祀というだけあって、看板や物品には桐の荘厳な紋がバッチリ。
なかなか普段味わうことのできない、悠久の歴史と日本固有の歴史的祭祀を間近でみることのできるとっても貴重な機会。

生粋の歴史好きでなくとも楽しめる、素晴らしい眺望のもとで楽しめる「しものせき海峡まつり」を全身を使って味わってくださいね!

╭━━━━━━━━━━━━━╮
   今年のGWはぜひ下関で!
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しものせきグルメを味わいつつ、目で艶やかに、心で厳かに、素晴らしい体験をしてください。

イベントや会場地図、駐車場など詳細情報

当日の案内をご確認いただき、ぜひ興味のあるイベントエリアに駆けつけてくださいね!
もう一度、イベント全容をチラシでお見せします!

   「しものせき海峡まつり」期間中は、下関市内は大変渋滞します   

日中のピーク時は、唐戸市場や我らがウズハウス周辺も驚くほど混み合います。
電車・バス・北九州門司地区からの渡船など、公共交通機関を利用する工夫をしてくださいね!

|メイン会場|第39回(2024年)しものせき海峡まつりについて

しものせき海峡まつり
メイン会場本部(姉妹都市ひろば)
2024年5月2日(木)~5月4日(土・祝)
10:00〜17:00頃  ※雨天時一部内容をシーモールにて開催
参加費/無料
主催:下関市観光政策課

「先帝祭」会場の地図や駐車場など詳細情報

会場について

 赤間神宮
 下関市阿弥陀寺町4-1
083-231-4138
9:00~17:00
駐車場あり
赤間神宮
第39回(2024年)しものせき海峡まつり

「先帝祭」会場の近くにあるお店

赤間神宮拝殿
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東京から移住したての、下関ビギナー。 歌舞伎・銭湯・赤提灯居酒屋…江戸と昭和レトロをこよなく愛する、元セレクトショップ店員です。趣味で銭湯ライターをしていた事を生かしつつ、独自の視点で下関の魅力をお届けします!