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門司港で外せない写真スポットはココ!
門司港に観光にきたら、一度はこの像と一緒に記念写真を撮ったことがあるのでは?
そう、愛と正義の使者『バナナマン』!!門司港では知らない人はいないご当地キャラ。
顔も丸見え、手も足もむき出し(笑)、そんな見えすぎて逆に謎だらけのバナナマンの中に人(!)に今回はインタビューさせていただきました。
中の人はこんな人!!
創業昭和45年の老舗、門司港の干物店「じじや」と言えば、地元の人からも観光客にも愛される有名店。
その「じじや」の現社長である「秋武政道(あきたけまさみち)」さんがまさにその人です。
「じじや」の人気の秘密は改めてお伝えするとして・・・
そんな干物屋の社長がなぜ門司港のまちづくりに尽力し、バナナマンなるキャラクターまで演じるようになったのか、その辺りをお聞きしてきました。
きっかけは門司港再開発のために訪れた小樽
秋武さんは門司生まれで現在57歳。一度大学で北九州を離れましたが、卒業後門司に戻り、「じじや」の跡を継ぎました。
戻って1~2年経った頃、先輩に青年会議所に誘われ、門司港再開発の視察として小樽を訪れたという秋武さん。
当時はさびれていたという門司港ですが、小樽のように「門司港をカップルが手を繋いで歩ける街にしたい」という先輩たちの熱い想いを聞き、まちづくり活動に力を入れるようになったそう。
カップルのあふれる街に
そして30年後、門司港は恋人たちの聖地と呼ばれるほど、カップルであふれる街になりました。秋武さんは、『夢は叶うんだ、門司港は夢が叶う街なんだ』ということを強く感じたとおっしゃいます。
そんな想いの元に、今の門司港が生まれていたとは・・・
今までは門司港をラブラブで歩いているカップルを嫉妬の眼差しで見ていた私ですが、これからは微笑ましく見れるようになれそうです。笑
改めてバナナマンとは
バナナマンの誕生は、今から20年ほど前。海峡プラザで行われたバナナフェアをきっかけに、イベントを盛り上げようと生み出されたバナナマン。
テレビなどで取り上げられたことをきっかけに話題を呼び、一ヶ月で50本、一日3件の取材を受けていたときもあるそう。
ちなみにバナナマンはゆるキャラではなく、あくまでも“ローカルヒーロー”なんだそうです。ライバルはア○パンマン、敵はミッ○ー。
上記のキャラクターのように夢を与えるのではなく、正体も明かすし普通にしゃべる、むしろ夢を壊すキャラ。笑
しかし、門司港の発展を願ってあちこちに顔を出し、地元の人に耳を傾けるバナナマンの姿はまさにローカルヒーローそのもの。「カップルが手を繋いで歩ける街にしたい」という夢を叶えた経験があるからこそ、夢を夢のままで終わらせない“リアルさ”も持ち合わせているヒーローなのです。
気になる今後の展望は?
さて、秋武さん自身は、今後は「先を見るよりも史実を掘り下げて深く過去を見直したい」と語ってくれました。
まだまだ明かされていない過去の真実を追究することで、今後の地域の発展に何が必要なのかも見えてくるのではないか、と。
関門連携など、広域の活動も視野に入れていると語る秋武さん。今後の活動からも目が離せません!