1999年9月。
珈琲好きな父に喜んでもらいたくて、関門海峡を眺められる赤間神宮沿いでカフェを初める。
お店の名前は、好きな映画から名付けた。
その名も「BAGDAD CAFE」。
海を眺めながら美味しい珈琲を飲んで、大好きな音楽を聴いて楽しい時間を過ごす。
また来たよー。調子はどう? そうやって、1人、また1人と、この場所を愛してくれる”仲間”がどんどん増えていった。
あれから約9年。
「お好きなお席へどうぞ」と、お気に入りの席でゆっくり寛いでもらいたくて、古民家をリノベーションし移転することに。
たくさんの方々に助けられながら、約5ヶ月かけて自分たちの手で作った新たなスペースは、壊してはいけない柱を残し、壁という壁を次々にぶち抜いて開放的な空間にした。
テーブルも廃材を使った手作り。
地下には秘密の図書館「Lesesal」
静かに寛いでもらうため、ここだけは小さなお子様はご遠慮いただいている。
ギャラリー「Wunderbar」、個室でゆったり「Wind Cafe」、共同運営の雑貨屋「clay」
パン作りをするスタッフのために造ったパン作りの部屋など、愛情と遊び心の詰まったお店となった。
ランチメニューは、人気の”五穀米のごはんランチ”や”グランマランチ”
”オムライス!?のランチ”は、オムライスに見える洋風天津飯。その他、映画のタイトルを名付けたメニューも満載。
スタートは父のためだったけど、珈琲が好きで、音楽が好きで、映画が好きで、下関が好きで、いつしかBAGDAD CAFEが好きなみんなが集まる場所となった。
月に1度、この場所が好きでここで音楽をやりたいという仲間が集まる「音タイム」も人気。
移転から9年経った今でも、たくさんの方々に愛される場所として変わらず賑わっている。
そんなBAGDAD CAFEが2007年に初めた愛情たっぷりなイベント「ONEDAY Picnic」は、今年も5月20日(日)に開催。
お楽しみに!!