「県民」って響き、なんか好きです。
「県民」って、生まれ育った、もしくは居住しているだけで、ほぼ無条件で属せるコミュニティだと思います。ただ、日常でそれを意識することはほとんどなく、当たり前のようにそこにある感じ。きっと県外に出たひとたちの方がそのコミュニティの輪っかのようなものに触れる機会が多いのではないでしょうか。
そんな「県民」愛をさりげなく毎年くすぐってきていた「山口県民手帳」が今年も発売されました。
調べてみると、日本全国41県でそれぞれの県民手帳が発売されているとのこと。各自治体もしくは統計協会が製作してて、県の特徴が良く出ているらしい・・・
気になる内容は
早速中身を見てみちゃいましょう!
まず目に留まったのは…山口県民の歌!ごめんなさい、聞いたことありません。
そして県木(ケンギって読むと思ってたらケンボクだった…そもそもの教養がな…)や県花などのシンボル、
キャラクター及びシンボルマーク。36個中6個しか知りませんでした。まだ県民って名乗らせてもらってもいいかな…
観光パスポート割引適用施設の一覧。これを見せれば割引を受けられます。これだけでもお得!
こちらは山口県にまつわるトピックス。たとえば12月26日は、「1801年、境界紛争が落着し周防・安芸両国の境界が確定」された日らしい!いや、ばり前やん。ほぼ毎日何かの日。おもしろい。
こだわりの逸品ガイド。はなっこりーや地酒、赤間硯など、山口県が誇る逸品の数々を知ることができ、それと併せて主要な県産品取り扱い施設も載っています。
やまぐち歳時記では、1年間の山口県各地で催されるイベント情報をチェックできます。下関の直近のイベントは、年明け初めての寅の日に長府の四王司神社である「初寅参り」かな?
資料編に行くと、「県勢一覧」といって、県の面積や人口に加え、学校の数や求人数など、県にまつわる様々な数字があったり、またそれらを各市町村単位に分けた「市町勢一覧」、逆に日本全国と比較した「都道府県勢一覧」などがあります。おそらく統計マニアが一番雄たけびをあげるポイントです。どうやらわたしは違ったみたい☆
その他、防災情報、各種相談窓口、書簡用語、印紙税額の一覧、郵便料金や計量単位換算表など、生活の上で役立つ情報がぎゅうぎゅうに載っています。もはや山口県民じゃなくても知りたい情報。
一点言わせてもらうとすれば、どんな手帳にも載っている「都内地下鉄路線図」。県民手帳にまで幅をきかせてくるとは。都内に住んでいる県民には必要なのかな。
そんなこんなで山口県がもりっと詰まった内容となっております。
でも手帳というからには、肝心のスケジュール部も気になりますよね。ご安心を!
マンスリーもウィークリーも充実。メモも少しあります。マンスリーとウィークリーの間には上記にあげた県内の情報が入ってくるのがかわいい。
サイズは80×140ミリでとってもコンパクト。厚さも10ミリでかさばりません。そして何がいいって、手で押さえなくてもペタンと開けるところ!
これ、使い始めるとわかるけど、勝手に閉じちゃうのは書きにくくて地味にストレスだったりするんですよね。
使い勝手の良い手帳に山口県の情報がくっついてきた感じ。
どこで買えるの??
山口県内の書店やコンビニエンスストアでゲットできます。また、山口県アンテナショップ「おいでませ山口館」(東京・日本橋)でも販売予定だそう。価格は税込みで550円。安っ。
年末年始に帰省されるとき、お土産として買って帰るのもいいかもしれませんね。県民で集まったときに話題になるかも。
なかなか帰省できないよ!という方も、電話やメールで受け付けているようなので、ぜひ問い合わせてみてくださいね。
【お問い合わせ先・お申し込み先】
山口県統計協会(統計分析課内)
TEL:083(934)3110
E-MAIL:y-toukei@athena.ocn.ne.jp