※「ドゥンバラ」さんは、閉店されました。
下関市中之町1-19 [Google Map]
080-3693-4174
18:00~23:00(L.O.22:00)
金曜日・土曜日のみの営業
地図や駐車場など詳細な情報はこちら
Contents
「ドゥンバラ」はこんなお店
国内では新型コロナウィスル感染の急激な拡大。緊急事態宣言が発令され、世の中の自粛モードが高まりました。そんな中、下関でも飲食店がテイクアウトやデリバリーサービスを開始していますね。本日はその中の一つ、今年1月にオープンしたスリランカ料理店「ドゥンバラ」をご紹介します。ドゥンバラとは、スリランカで一番料理がおいしい街の名前だそうです。
シェフはタリンさん
スリランカといえば、セイロン島。お茶、で有名な島国ですが、スリランカ料理の印象はありません。なんとなくインドっぽいイメージしかなく、初めてなので、ワクワクして取材に行きました!迎えてくれたのはシェフのタリンさん。ちょうど4年前の4月6日に日本へ来たのだそうです。浜松、千葉を経て、2年ほど前に下関にやってきました。なぜ、下関なのか?東亜大学のスポーツ健康科学部に入学するためでした。実はタリンさん、新下関のマクドナルドで山口県初「海外出身マネージャー」だったんですって!!さらに、日本に来る前は、スリランカでプロのハンドボール選手として活躍し、表彰もされたとか。メダルや賞状も見せてくださいました。そんな経歴から、なぜシェフに?「両親が共働きだったこともあり、子供のころから家族のために料理を始めたことがきっかけ。レストランもやってみたかった。」と話してくれました。自己流で学んだそうですが、なかなかの腕前です。
「ドゥンバラ」で今回頼んだメニューはこちら
タリンさんが作る人気メニューは、フライドライス(チャーハン)と春巻きだそうですが、今回は、スリランカの伝統料理を2種類お願いしました。一皿目は、カレー・プレート。ライス、カレーと付け合わせ5種類。①チキンカレー、②カボチャのココナッツミルク煮、③ココナッツを細かく刻んだ「サンボゥラ」をトマト、玉ねぎ、ピーマンをスパイスとガーリックで混ぜたもの、④大根とハールメッツ(煮干し)の炒め物、⑤スリランカンサラダ。カボチャはココナッツミルクでまろやか、それ以外はそれぞれスパイスが効いていて、食材の味も楽しめます。スパイスが効いているということは「薬膳料理」であり、身体の調整するお料理でもあります。サンボゥラはシャキシャキとしたココナッツの食感は、ココナッツ好きにはお勧め!びっくりしたのはハールメッツという煮干しの炒め物。スリランカにも煮干しがあること。なんだか親近感。確かにスリランカも海に囲まれた島なので、魚食文化ですよね。新しい発見!一種類づつ食べようとしたら、「スリランカでは、全種類を混ぜて食べます」とのこと。5種類を一周したあと、混ぜてみました。さて、そのお味は?「サライ、だけど、ゴラック・ラサイ(辛いけど、超美味しい)!!!」すべてが混ざることによって、複雑な味になって深まり、いろんな食感が一度に楽しめます!奥が深いな、スリランカン料理。一皿で5度おいしいカレー・プレートは日替わりメニューです。(テイクアウトの時は、前日にご注文ください)。
2品目は、ストゥ(マグロ)。グリルしたストゥに、タリンさんのオリジナルソース「ドゥンバラ・スペシャルソース(スパイス、黒コショウ、しょうゆ)」をかけた一品。こちらもスパイスが効いて、お酒のおつまみにもご飯のお供にも注文したい一品です。
ちなみに普段作る得意料理は?と聞いたところ、奥さんのお気に入りは「ライセンカレー」、日本食だとスリランカのカレーを中に入れた「だし巻き」だそうです。うーん。食べてみたい。
下関って素晴らしい!
そんなタリンさんに日本と下関の印象を聞いてみました。「日本はゴミがなく、きれい(清潔)です。下関に来て思ったのは、人が親切なこと。他の場所に比べると、挨拶してくれるおばあちゃん(!)が多いです」だそうです。そんな印象を持ってくれているタリンさんのような海外の人たちが、下関は住みやすいと感じ、残ってくれる街になればいいなと思っています。なかなか外に出られないから、お家でスリランカの食を堪能しましょう!下関の国際化を願う山乃撫子でした。
「ドゥンバラ」の地図や駐車場など詳細情報
スリランカレストラン「ドゥンバラ」
下関市中之町1-19
080-3693-4174
18:00~23:00(L.O.22:00)
金曜日・土曜日のみの営業・テイクアウトあり※カレー・プレートのテイクアウトは、前日に注文してください。
駐車場なし
なし