埴輪が気になって眠れない
個人的に気になっていた神社「御所神社」は門司にあります。
壇之浦の戦いの2年前に、少しの間だけど安徳天皇がここに滞在したみたい。となると安徳天皇は4~5歳くらい?
通りからひょっこり派手目な屋根が見えます。
正面入口から鳥居をのぞむ。
左右の石碑には悲しい歌が綴られていますが、注目すべきは中央下部にある埴輪。もしかしてこのあたりに古墳でもあったのかな??でもでも、左端の1体はどっからどーみても新品(笑)。
こちらは「キリメンの石室」と書かれてます。かつて安徳天皇と平宗盛の木像が納められていたらしいけど、今は戸ノ上神社にあるみたい。
手水舎の龍はめちゃかっこいい!なのに柄杓はプラスチック製というこの絶妙なアンバランス感(笑)。
朱色というよりもオレンジに近い屋根。しかも写真だと雨に濡れてるように見えますがこの日は曇り。単にツヤツヤな素材なようです。
菊の御紋が天皇家に縁があることを伝えます。でももっと気になるのは屋根鈑金の加工精度の高さ!この職人技は建築マニア必見(笑)。
そもそも明治天皇が滞在するためにつくられた建物を安徳天皇の御所拝殿として残しているとのこと。
なんだかちょっと悲しい気配のするこの神社。平家所縁の場所なので、歴史好きにはオススメかな。
お稲荷さんもあるよ
拝殿の奥にも鳥居が。「御所丸稲荷 熊鷹稲荷」と書いてます。お稲荷さんなので両サイドに狐。その先に鳥居がずらーっと並んでます。
中に入るとこんな感じ。
並んだ鳥居の奥に小さな拝殿。狐4匹にめっちゃ睨まれてる感じがします。ちょっとでも悪い事したら即噛まれそうな勢い(笑)。みなさんも気をつけてください。