小さいころから俳句が近くにあった。
いつもお世話になっているイタリアンのお店「クチーナ アグーバンビーノ」さん。
そこにイケメンのスタッフさんがいます。
さわやかで、笑顔の素敵な物腰の柔らかい彼に会いに行く人も少なくないはず。
そんな彼、つよしくんが実は俳句の達人だったと知ったのは、つい先月の事です。
俳句を嗜む若い人が私の近くにいないこともあり、とても興味がわいて
後日時間をいただいて、いろいろとお話を伺いました。
鰯山陽大先生という人
本名、西村剛さん(以下はると先生)は1997年に愛媛県の岩城島という小さい島で、4人兄弟の3番目として生まれ育ちました。
愛媛県は『俳句甲子園』というイベントが行われているほど俳句に慣れ親しんでいる地域で、はると先生も例にもれず小さいころから俳句を作っていたそうです。
宿題に短歌が出ることも多く、はると先生曰く文学作品がいつも近くにあったそうです。
その中で、たったの17文字で自分を表現できることの面白さに目覚め、高校では俳句部に入部しました。
大学進学を機に下関市へ
文芸を本格的に学ぶため、梅光大学の日本文学文芸創作専攻へ入学します。
私たちが出会った「クチーナ アグーバンビーノ」でアルバイトを始めたのも、入学した年の事だそうです。
同時に大学ではよさこいダンス部にも入部し、ここでも「自分を表現できて、人がそれを評価してくれる楽しさを知った」と言われてました。
大学の間に数々の俳句の賞を受賞されています。
おなじみの「おーい。お茶」俳句大賞で賞をもらったことも何度もあり、
俳人夏井いつきさんが主宰している「おウチde俳句くらぶ」で一番大きな金賞をもらったこともあるそうです。
特にこの賞は夏井いつき先生から直接評価をいただいて、とても嬉しかったそうです。
陽大先生のこれからの挑戦
このようにたくさんの活動を通して俳句を広める活動をされているはると先生ですが
今も「クチーナ アグーバンビーノ」でお仕事しながら、様々な活動をされています。
小学校に講師として行かれることもあるそうです。
カモンFMでもコーナーをお持ちだそうです。
ミュージックパレット内 第一月曜日の10時半より11時まで
俳句の上達は「多作多捨」とはると先生は言います。たくさん作ってたくさん捨てるのが上達のカギだそう。そんな時間が良くありますねとお聞きしたら、今のお仕事のオーナーさんがそういう時間も作ってくださっているのだそう。よさこいも高知県まで遠征に行かれているそうですが、これも許可していただいてますとの事で、「みんなのおかげで自分を表現できる場所や時間を作れています」とお話されてました。
30歳までに句集を出すのがいまの目標だそうです。そうおはなしするはると先生はとてもキラキラして、いつものイケメンがますます輝いていました。
ということで、
10月からひと月に一回かんもんノートでも句を披露してもらおうと思います
かんもん地区をお題にして俳句を作っていただくことにしました。
おたのしみに!