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「小説家になりたいかっ⁉」
皆さま、こんにちは。早速質問です。あなたは、文章を書くことは好きですか。文章で表現することに向いていますか。小説家になりたいと思ったことはありますか?小説家になるのは、難しいと思っていますか?「YES!」と答えたあなたに朗報があります。「小説家になれる可能性が高まる」企画展が、現在、下関市田中町にある下関市立近代先人顕彰館(愛称:田中絹代ぶんか館)で開催中です!
「ライトノベル」下関出身の作家さん
今回の企画展「イマドキ文芸の生まれるトコロ」は、「ライトノベル」という小説のジャンルで活躍している下関出身の作家さん3人をピックアップしています。ライトノベル(Light Nobel)は「ラノベ」と呼ぶそうです。(知っている方はごめんなさい)元となる小説は1970年代、ライトノベルという言葉は1990年代に登場したのこと。普通の小説より読みやすく、内容もSF, ファンタジー、ミステリー、ラブコメディなど、非日常を描いたものです。それでは、早速今回の3名の作家さんのご紹介を始めましょう。
加賀美真也 (かがみしんや)
下関在住の加賀美さんの作品は、青春ストーリーで若者の心を惹きつけます。下関の唐戸周辺が舞台になっている「明日、君が死ぬことを僕だけが知っていた」という作品も展示。もしかしたら、加賀美さんが街を散策していたかも?早速読んでみなければ!デビュー作品は「それでも僕らは夢を描く」。
赤井まつり (あかいまつり)
現役大学生という赤井さん。高校時代「暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが」という作品を書いてデビュー。ファンタジーやゲーム好きが好むような内容で、読者を魅了します。彼女の作品は漫画化もされているそうです。
玖神サエ (くがみさえ)
「古着屋紅堂 よろづ相談承ります」でデビュー。お江戸人情ものの作品は、タイトルだけでもう読んでみたいです。どんな相談が出てくるのでしょうか?どこから、どんなふうに江戸ものアイデアが生まれるのでしょうか。玖神さんも下関在住だそうですよ!
「イマドキ文芸」もオンライン投稿だ!
現在では、漫画の原作にもなっている作品もあり、読みやすくて、活字離れの10~20代をターゲット層に人気の読み物となっているライトノベル。この3名の作家さんの共通点は、オンラインの小説投稿サイトから発掘され、書籍化されたこと。昨今、小説投稿サイトは簡単に検索しただけでも50以上はあり、ジャンルやその投稿サイトの特徴などで、自分の作品に合ったものを選べたりもするようです。ネット世界で小説も新しく広がっていることを感じました。3名の作家さんも投稿された「小説家になろう」「エブリスタ」が、登録者数も多くメジャーなようです。下関出身の作家といえば、古川薫(直木賞)、田中慎弥(芥川賞)、ライトノベルには先の3名の作家さんがいらっしゃる。下関すごいね。
学芸員の吉田さんは、「年齢に関わらず、下関には作家希望の方が多いようです」と話してくださいました。自分の書き溜めた作品を「読んでほしい」と、出版社さながらに田中絹代ぶんか館に来る方もいらっしゃるようです。皆さん、自分を表現する場所を求めているのでしょうね。「小説を書いている・小説家になりたい」そんな方は、ぜひ、この田中絹代ぶんか館「イマドキ文芸の生まれるトコロ」をお勧めします。あなたの夢をかなえるヒントが見つかるかもしれません!私も文筆活動をする(かんもんノート)の端くれ。「小説家は大変」とサザエさんの伊佐坂先生を見て思っていましたが、ライトノベル、書いてみようかな???な~んて。話のアイデアを考えることができないので、やっぱり無理ですな。すべての物書きの皆さま、尊敬しております。「自分にはエッセイが向いている」と勝手に自負する山乃撫子でした。ちなみに、エッセイ部門もあり、投稿可能のようです(笑)。
田中絹代ぶんか館では、いろいろな催し=「おもしろ塾」も開催。
12月の予定:クリスマスリース作り (日程未定)時間14:00~15:30
詳しくは田中絹代ぶんか館HPにて
田中絹代ぶんか館企画展「イマドキ文芸の生まれるトコロ」
イマドキ文芸の生まれるトコロ
下関市立近代先人顕彰館(愛称:田中絹代ぶんか館)1F
2021年12月26日まで
9:30〜17:00
無料
主催:田中絹代ぶんか館
「田中絹代ぶんか館」について
下関市立近代先人顕彰館(愛称:田中絹代ぶんか館)
下関市田中町5-7 https://goo.gl/maps/cSTAHdBDymoTJXun8
083-250-7666
9:30~17:00
休館日:月 (月曜が祝日の場合、翌日)
下関市役所本庁舎立体駐車場、下関赤間駐車場
田中絹代ぶんか館
「田中絹代ぶんか館」の近くにあるお店
https://www.kanmonnote.com/nandan/