門司港にすごい才能を持った画家が!でも本業はリコーダー?
みなさんは、門司にある『カボチャドキヤ国立美術館』をご存じでしょうか。
ん?国立??
そう、門司の中にカボチャドキヤという国があるのです!!
王様は、こちら。
トーナス・カボチャラダムス館長でございます。本日もカボチャのお帽子(王冠?)がかわいらしい。こんなチャーミングな館長ですが、とんでもなく緻密な絵を描かれるのです。
例えばこんな。
すごっっっ!!!!!
さて、こんなすごい絵がたくさんあるカボチャドキヤ国立美術館、ご紹介します。
まずは外観。
かわいいーっ
その名に恥じぬカボチャ色です。中に入ってみましょう。
大作が並びます。ちなみに、大きな絵は丸一年~三年かかったものもあるとか。
そして二階へ…
館長は開館日はほぼいらっしゃるそうで、定期的にリコーダーの演奏もしてくださいます!(館長いわく、リコーダーの方が本業だそう。笑)
カボチャは力強く頼もしいイメージ。自然という母のような、存在感のあるものだと館長はおっしゃいます。
わたしは何度か来館していますが、描かれる人たち一人一人に物語があるので、何度見ても見る度に新しい発見があったりします。
館長に伺ったところ、自分でも「描いても描いても人が出てくる」とおっしゃってました。笑
緻密な絵の中にアクセントとしてドラえもんが描かれていたり、遊び心もあるすてきな絵がたくさんあります!ぜひ隅々まで見てほしいです。
建物だって見どころ満載
一階にはゆっくり寛げるスペースも。
もとは三菱倉庫という会社が社員の保養所として使っていたというこちらの建物。
大正7年の建築だそうで、細かい彫刻が施されていたり今ではあまり見られないガラスが使われていたりと、建物自体もじっくり見る価値あり!
惜しくも2022年の5月5日に閉館が決まっているカボチャドキヤ国立美術館。
その前に、何度でも訪ねてほしい!
子どもも大人も間違いなく楽しい気持ちになれる夢の国へぜひ。
住所北九州市門司区谷町2-6-32
電話番号093-331-5003
営業時間11:00~16:00
開館日土曜日と祝日(または振替休日)
入館料大人:300円、中高生:100円、小学生以下無料
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