わたし、地元民なのに知らなかったです
門司港レトロに市立図書館があったの、ご存知でしたか? しかも、今月いっぱいで閉館してしまうというじゃありませんか!
海峡プラザは右側。タワーの方に向かっていくと、ありますよね。この素敵な建造物。
ジャジャン!こちら
高級中華料理屋さんだと思っていたので、いつも通り過ぎていました。ごめんなさい。
「北九州市立国際友好記念図書館」
昭和54年に友好都市を締結した、中国の大連市。その友好都市締結15周記念に、大連市に建築されている「東清鉄道汽船事務所」を、そっくりそのまま複製し建築されたものなんだそうです。
ちなみに、大連市はこちら。
東清鉄道汽船事務所というのは、1900年に東清鉄道汽船会社の社屋として建てられたもので、日本統治時代は「日本橋図書館」だったらしい。なるほど!だから図書館!
現在は「大連芸術展示館」という美術館になっているそうですよ。
おそらく最初で最後の潜入に
さ。早速入ってみましょう。
1階はやはり中華料理レストランでした。今度行ってみよーっと。図書館は2~3階。
階段がまたステキっっ!
こちらの階段はブビンガを使用しているため、歩く度に、コツコツと響くヒールの音までエレガント。
2階の入口から開け放たれた扉の中を覗くと、驚きの素敵空間が!
めちゃくちゃオシャレ!!
ここから先は、司書の勝田さんが案内してくださいました。
漫画コーナーにあった中国版「名探偵コナン」。中国語だと「名偵探柯南」って書くんですね。
こちらは日本の書籍コーナー。
司書さん達オススメ本のPOPがわかりやすくて惹かれちゃう。しかも可愛い。
その他、歴史的文献など数々の本がズラリ。
その場で調べ物もできます。
建物は細部までそっくに作られているのですが、本棚の下にちょうど人ひとり潜り込めるくらいの穴が。
なんの為の穴なのか…。
勝田さんは、お子様がよく潜っていますよって言ってたけど、あーやっぱり入っておけば良かったなーと今更ながら後悔。お客さんが他に誰もいなければ、きっと、いや、間違いなく潜り込みましたよ私。くぅぅ。
外から見たらこんな感じの丸。
さてさて、お次は衝撃の3階へ
何が衝撃かは最後のお楽しみにするとして、まずは子ども書籍コーナーがひみつの屋根裏部屋みたいでワクワク!
子どもと一緒に何時間もずーーーーっと過ごしてしまいそうな居心地の良さ。
寒さの厳しい大連市の特徴である二重窓もそのまま再現されていますよ。面白い!
そしていよいよ、是非ともご覧頂きたい衝撃のオススメポイントはこちらっ!
どっひゃぁぁあ!!
ピッカピカの奈良材の床に映る逆さ富士ならぬ「逆さ本」が大変に美しい!また、飾られている絵画がこちらの空間にピッタリ!
なるほどピッタリなはずですよね。1999年に、中国出身福岡在住の画家「江源」さんがこちらの建物のために描いた「天の響」という作品だそうです。
また、こちらには満州関連資料もあるため、満州時代を懐かしむ方々が、同窓会名簿や文献を探しに多くいらっしゃるそうです。
記憶は時に苦しみをもたらすけど、つらいだけではなくて、思い出はいつでも生きる糧になるなぁとしみじみ。
いよいよお別れの時となりました
こちらの国際友好記念図書館は今月いっぱいで閉館してしまいますが、建物はまた新たな何かに活用されるようです。
そして文献や書籍については、新しくできる小倉南図書館と門司図書館に分けられ保管されるとのこと。サヨナラだけどサヨナラではないですね。良かった。
ここまですごく丁寧にご案内くださった勝田さん。本当にあたたかくて、きっと勝田さんとお話しがしたくて訪れる方も沢山だろうなと思いました。また会いたくなるお人柄。
お忙しい中、ありがとうございました!
この建物だからこそより活きる図書館だと感じ、閉館はとてつもなく寂しく感じます。今まで知らなかった自分にバカヤロウと言いたい。皆さまにも、是非ともご覧頂きたい場所でしたよ。残りあと僅かなのでお早めに!
勝田さんご希望の”気になる場所”はかんもんノート掲載済だったのでこちらをご覧くださいね☆
住所北九州市門司区東港町1-12
電話番号093-331-5446
営業時間平日9:30〜19:00
土日祝_9:30〜18:00
定休日月曜日
駐車場あり
ホームページ国際友好記念図書館