行く度にいろんなアート作品に出会える喫茶
”動けなくなるお店”があると聞きつけ、なんじゃそりゃ?と偵察に行ってまいりました。門司駅から柳町の商店街へ出発~!
歩くこと5分。通路にでん!!と置かれた冷蔵庫を過ぎた先に・・・
見えてきた看板☆
知る人ぞ知る、コーヒーを愉しむ店。「画廊喫茶こもれび」さんです!
看板のすぐ側に階段を発見。
登った先に案内板。202ですね。
おぉ!素敵!窓枠と煉瓦がいい感じの風情ある店構え。ドキドキワクワク
いざ、突撃じゃーー!
迎えてくださったのは守神こもれびさま!
ではなく(笑)眼鏡がとっても似合う気さくでお洒落な店主さん。
決して広くはないのだけど、窮屈さなんて感じない店内はレトロな雰囲気がとてつもなく素敵です。特に、週替わりで展示される絵画や写真がまたお店にピッタリ!
作品のためのお店なのか、お店のための作品なのか。
展示の予約は常にビッシリで、こもれびさんに美術品は欠かせないのです。
この日は”坂本作鏡さん”の展示会でした。
坂本さんは、岩や崖や石などを撮影し、本来の色を反転させる技術でアートにしてしまう芸術家。色味が本当に美しい。
自然が創り出す模様が、坂本さんの魔法で唯一無二の作品になっちゃいます。
山口県は下関在住で、関門エリアを拠点に活動していらっしゃいます。とってもやわらかな喋り方をする優しい坂本さんです。
アンティークな雰囲気の中でコーヒーを
さてさて。コーヒーを愉しんじゃいますよん。
焙煎機がいい味だしてます。
サイフォンってワクワクしますよね。
薫りが良くて程よい酸味が美味しい~!
カップも英国ヴィクトリア女王などの貴族が愛用していたというAynsleyで入れてくださいました。可愛いー!
それから、ココアとコーヒーを絶妙なバランスでブレンドしたルシアンコーヒーもいただきましたよ。コーヒーが飲めない方でも飲みやすくて、甘すぎなくていい感じ!
”動けなくなるお店”のひみつ
こもれびさんは創業55年の老舗喫茶で、店主さんは3代目。こもれびも絵画も大好きで、やってみようと始めてから18年だそうです。
ゆったりした時間が流れる人情味溢れる空間はあまりにも居心地が良すぎて、気付いたら3時間以上経っていました。はっっ!
これが「動けなくなるお店」の意味!!
今週は、先日掲載した「絵は気合い、変化は感動」との名言を残した加生幸彦さんの作品を展示しています。皆さまも”動けなくなるお店”を体感してみてくださいね。