いざ!和布刈第二展望台へ
和布刈公園からさらに上へ、小高い山を登っていきます。車だとすぐ!歩くと15~20分程度で到着。いい運動になりそう。ここは、和布刈第二展望台です!
あまり知られていないのか人はまばら、というかほぼいない。
こんなに眺めがいいのにもったいない!!この日は曇っていて、素晴らしい景色があまり紹介できないのですが。夕日もキレイだし!夜景もサイコーなんです!!
さて、なぜここへ来たかというと・・・実はここには日本一のものがあるんです。ふふふっ
こちらの壁画は、1185年に起きた源氏と平家による戦いをモチーフに作られたもの。屋外にある壁画では日本一の大きさなんですって。高さ3メートル長さ44メール!そして、なななんと!1400枚の有田焼の陶板で作られています!
そう、壇ノ浦の戦い。丁寧に説明書きまでありますね。これを読めば歴史オンチでも大丈夫!ほうほう。源義経、平清盛。聞いたことある~。
うーん・・・簡単に言ってしまうとこの戦いで平家が滅んだ。ということです。
壁画から見える合戦の様子
さぁ合戦です。義経八艘跳び。すごい身体能力!!
安徳天皇と二位尼(平清盛の妻)建礼門院平野徳子(平清盛の娘で安徳天皇の母)
この時、二位尼は安徳天皇を抱いたまま入水し亡くなってしまいます。続いて建礼門院も入水するも自分だけ助かるという悲劇。幼い子供を亡くして生きていくのは苦しかっただろうな。泣
それにしてもこんなに潮の流れが早い場所で合戦なんて、どちらが負けてもおかしくないのでは。源氏が勝ったのも運がよかったからじゃない?と素人目線の感想。笑
そして、私が気になったのがこれ!イルカです。調べてみると、戦いの半ばで突如イルカの大群が現れたのです。その数は1000頭を超えていたとか。これを見た平宗盛(平清盛の三男)は陰陽師に占わせます。
陰陽師は「イルカの向かってくる方にいる軍が負ける」と言ったそうな。イルカの存在が勝敗を分けることになるとは。こうして平家は滅亡してしまったのですね。
しかし、こんなにすごい戦いがこの地であったなんて、平和な現代からは想像できないです。これからは関門海峡を見る目が変わってしまうかも。そして、イルカを見る目も。イルカショーを見て、わーきゃー言ってた私はもういません・・・
壇ノ浦の戦いで、わずか8歳で亡くなった安徳天皇を祀っている神社が海峡渡った向こう側、下関にあります。「赤間神宮」です。今度いろんな思いを込めてお参りしよう思います。
住所北九州市門司区大字門司
電話番号–
営業時間–
定休日–
駐車場あり
ホームページなし