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【イベント】「和布刈(めかり)神事」に行ってみた!

「和布刈(めかり)神事」はこんなイベント

「和布刈神事」とは、旧暦元旦の早朝、干潮の海でワカメを刈り取り神前に供える儀式。神社のはじまりを1800年間毎年伝えているお祭です。

今年、2019年は2月4日から2月5日にかけての早朝に行われました。福を招く神事とされ、県指定無形民俗文化財にも指定されています。


そもそも『和布刈』は『わかめを刈る』という意味なのだそう。​「わかめ」は昔から海の神が宿り目出度ものと伝えられ、旧暦元日に、「満珠」「干珠」を「わかめ」で見立て刈り取られます。

和布刈神事では、23時からの“黒土神楽講湯立奉納”と、翌日早朝2時半頃からの“和布刈神事斎行”が執り行われます。

黒土神楽講湯立奉納


まず始まったのが“黒土神楽講湯立奉納”。太鼓や笛の軽快な調子に合わせて、一時間以上もの間、舞い続ける姿は圧巻です。

後半には、鬼が竹に登って餅をまいたり、アクロバティックな技も披露したり。深夜の寒さも忘れるほど、かなり見ごたえがありました!!


ちなみに神楽の後、くすぶる火の上を裸足で歩く“火渡り”もあり、片時も目が離せません。

和布刈神事斎行

その後、いよいよ“和布刈神事斎行”。


旧暦元旦の午前2時半ごろから3人の神職が狩衣、烏帽子、白たび、わらぞうり姿で、約3mもある大きな松明(たいまつ)に先導され、身を切るような冷たい海中へ入り、瀬戸の岩に付いたワカメを一つ一つ刈り取って、神前に奉納する。

松本清張の小説「時間の習俗」の冒頭はこの神事から始まり、全国的にも知られるようになったそうです。


松明の明かりに照らされながらワカメを刈り取る姿はとても厳かで神秘的でした。伝統ある儀式を間近でみられて、大変良い経験になりました。

ご興味を持たれた方は、来年ぜひ足を運んでみてください。

「和布刈(めかり)神事」のイベントや会場地図、駐車場など詳細情報

イベントについて

 和布刈(めかり)神事
 和布刈(めかり)神社
 2019年2月4日
 23:00〜
  参加費無料

会場について


 和布刈(めかり)神社
 北九州市門司区大字門司3492番地
093-321-0749
 –
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駐車場あり
和布刈神社公式webサイト-めかり神社

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北九州生まれ、北九州育ち、北九州在住。
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