「ショパン」積み重なった層の美味しい調べ
「三好屋」でショパンを食べた。結論を言うとものすごく美味しいです、これは。
この層を見てください。ピュアクリームの白、やっぱり美しい。下の方にチョコレートの層もある。
幾重にも重なる層の味ひとつひとつが口の中で合わさって、美しい旋律を奏でる…うん。これはショパンだ! と思った。ショパンというネーミングの妙である。
以前ここでダクワーズの焼菓子をいただいたことがあるのだが(店主の三好さんおすすめの「唐戸 煉瓦の小路」という焼菓子です)、とても美味しくてもう一度食べたいなと思っていたので、その味を感じられる層もあってわたしの喜びも何層にも重なっていく。
上にはココアパウダーがまぶしてあるアーモンドチョコレートとト音記号の形のクーベルチュールチョコレートが乗っている。部分的なチョコレートのアクセントが効いていて、バレンタイン気分にとてもしっくりくるケーキだった。
お客さんが「ここのケーキは美味しい」と店員さんに話しかけておられた。そうですよね…! 三好屋のケーキ、美味しいですよね…! わたしは心の中で強く相槌を打った。店頭にはバレンタインのチョコレートがたくさん並んでいた。
「オレンジデーにお母さんにチョコレートあげるね!」
ホワイトデーをまだ覚えていない子がそんなことを言っていて今日は笑った。そう次はホワイトデー。お菓子はいいなあ。
こちらのショートケーキも美味しかった! 天使の羽根のような生クリームの上に乗っているいちごがカワイイ。
思い出のショートケーキを描いている。ショートケーキはかわいくて美味しくて大好きだ。甘党イラストライターmiromiでした。