1つ1つに意味がある!!
いつ来てもどこか懐かしさを感じる門司港駅で、いつもは通り過ぎてしまうスポットをご紹介したいと思います。
ホームに降りて改札へ向かって歩いていると見えてきます!「旅立ちの鐘」
明治24年に開業した門司港駅。現在の駅舎が大正3年に新しく建てられた際に、列車の出発時の「出発合図の鐘」として使用されていたものだそうです。
昭和に入り、「安全の鐘」としてお客様を見守ってきました。そして平成になり、「旅立ちの鐘」として生まれ変わりましたとさ!
役割を変えながらもずっとここで、私たちを見てくれていたんですね~。
ん?ってことは平成が終わるとまた、新たな役割がやってくるのだろうか・・・どちらにせよ、優しい鐘には違いない!
そしてこちらも見てほしい!「幸福の泉」
鐘を鳴らしてから、幸福の泉にコインを投げて願い事をすると叶うとか。ほんとかな~?
中にはコインが入ってはいるが・・・誰か試しにやってみてください。
「0哩(ゼロマイル)標」ここは九州の鉄道の起点となった場所なんです!始まりの場所ってなんだか縁起がいいですね。
改札を出て右へ行くと洗面所があります。無駄に手を洗ってみたくなる!
その前にあるのがこちら!「帰り水」こんなレトロな蛇口あまり見たことないですよね。
終戦後、兵隊さんたちが日本に帰ってきて安堵の思いで喉を潤したとか。なんと!そんなストーリーがあったなんて全く知らずにごめんなさい。
ひび割れや錆が歴史を物語っていますね。ありがたや~。
幸運はトイレにあり!!
そして門司港へ来たら入ってほしいトイレ!こちらは「幸運の手水鉢」です。
この青銅製の手水鉢は大正3年の建設当時から残っている貴重なもの。戦時中の貴金属供出からも免れた、おそらく日本一ラッキーな手水鉢!!
ここで手を洗えば、きっとあなたにも幸運が訪れるでしょう!間違いない!
さて、水はどうやって入れ替えているのだろうか?という疑問は残るが・・・こんなにも身近にラッキースポットがあるなんて!
知れただけでもラッキー!!になってしまった筆者の幸せ探しはつづく。