下関市岬之町10-16 [Google Map]
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下関といえば、「うに」もあるよ!
こんにちは。山乃撫子です。今日は、とある人物にインタビューです。
皆様、下関の「瓶詰うに」をご存じでしょうか。うには、下関地域で古代から食されていた5大海産物であり、六連島でアルコール漬けのうにができたことから、うにと下関は切っても切れない関係であります。(ご参考:うに協同組合HPより)
さて、このロゴ、一度は見たことありませんか?
大丸の地下・うに瓶詰セクションで見かけたり、皆さんのお家にも箱があったりしませんか?戦後創業した「小川うに」は、毎日全国にも発送されています。今回お話を伺ったのは、その「小川うに」創業者のお孫さんの一人、小川善太郎さんです。今年6月下関に戻り、現在、主に営業業務を担当されています。
善太郎さんとの出会いは、唐戸にある「アっ晴゜れ」という和食屋さん。偶然?お話しをしたら、劇団四季の元団員さんだったことが判明。しかも!私が何度も観ている大好きなミュージカル「ライオンキング」のティモン役!(知らない方はググってみてください。)ティモン役といえば、イノシシのプンバと共に、シンバ(主人公)の成長を見守るお役。地方公演では、ティモンとプンバはその土地の方言を使い会話する大変重要なお役なんですよ~。それを知ったとたん、ものすごく興味が湧いて、そんな経歴の方が下関に帰ってきて、しかも下関を代表する小川うにさんの関係!と思ったらお話を聞きたくなり、今回に至りました。説明長くてすみません。
小川善太郎さんってどんな人?
劇団四季にいたということは、歌やダンスも小さいころからされていたのでしょうか?『器械体操はしていましたが、二十歳の時に「下関市民ミュージカルの会」に入会してから、始めました』とのこと。もともと芸能界にあこがれ、会社勤務をしていたものの、これでいいのかなぁと思っていたところ、新聞で市民ミュージカルの会の募集をみつけ入会されたのだとか。下関市民ミュージカルの会とは、下関・劇団四季出身の伊藤壽真男氏が1987年に発足したミュージカルの会のようです。そんな会が下関にもあったのですね。1994年、「下関市民ミュージカルの会」はオリジナル作品で、海峡ゆめタワーのホールのこけら落としを飾り、サントリー文化財団にも表彰されています。
ちなみに、善太郎さんはこの公演でマルコ・ポーロを演じたそうです。「下関市民ミュージカルの会」入会から、善太郎さんのミュージカルライフが始まりました。25歳で東京にいったものの、劇団四季入団も順風満帆に行かず、「これで最後」と決めた入団テストで見事合格!ティモン役までたどり着きました。その後、ヨガのインストラクターの資格も取得し2足の草鞋で歩んできた、努力の人です。昨年は新型コロナウィスルの影響、結婚されたこともあり、故郷・下関に戻り、奥様と新たな道を歩むことを決められたそうです。Welcome back!
これからの「小川うに」
下関に戻ってきた感想を伺ったところ、とても過ごしやすい街であることを実感されていました。またアウトドアもできる自然環境、想像以上におしゃれなレストランやカフェもあり、週末は楽しまれているのこと。また、市民ミュージカルの仲間とヨガをすることもあるそうです。まだまだ慣れない業務、掃除などしながら社内の見回り、社員の方が働きやすい環境を作るため、ご家族と日々まい進されています。「社員の方がいるから、会社は成り立っています」と、何度も力強くおっしゃっていました。善太郎さんの帰郷は、「小川うに」に新しいページを生むことは間違いないでしょう。これからの「小川うに」が楽しみですね!皆様も是非、下関のウニをご賞味ください。
「小川うに」の地図や駐車場など詳細情報
小川うに(工場兼事務所)
下関市岬之町10-16
083-231-2341
小川うに