下関市菊川町下大野310-3 [Google Map]
083-287-0814
10:30~15:00(ランチ 11:30から~無くなるまで)
定休日/月・日・祝
地図や駐車場など詳細な情報はこちら
Contents
「Prasaar」はこんなお店
皆様、こんにちは。山乃撫子です。新型コロナ感染症が発症してから一年。私たちの生活や価値観は大きく変わり始めています。そんな中、下関市内にビーガン(動物性のものは一切使わない)の食事を提供するレストランがありました。3年前に菊川町でオープンされたPrasaar(プラサール)さんです。
Prasaarはインドの言葉で「循環」という意味があるそうです。「自然からの命(食べ物)を体に摂り入れ、そして自然に還ってゆく。命の循環を「大切な軸」と考える。インド語を使ったのは、インドの雑貨や洋服の販売会社で旦那様と知り合い、今も旦那様がオンラインで販売されているからなのだそうです。インドは自然派なイメージもあり、ビーガンがコンセプトならインド語でも合点がいく気がしますね?(私だけでしょうか??)
「Prasaar」とインド雑貨
その場所は菊川ののどかな田園風景が広がる場所にあります。当日はミモザの木に花が満開でした!オーナー兼シェフのHISAEさんは、お母様が下関出身というご縁から、ご家族で東京から下関に移住されました。昨年8月に4人目のお子さんをご出産されて、現在まさに4人の子育て真っ最中のワーキングママ。ご自宅一階をレストランに改装して、営業されています。
入り口(玄関)を入ると右側のお部屋に、旦那様が仕入れをされていると思われるインド雑貨やインド綿の洋服などがずらっと。しかも、どれもカラフルな色彩が可愛い!ワクワク、興味津々。思わずほしい!と思ってしまいました(思っただけ)。玄関左側がテーブルスペースになっていて、縁側にやわらかな日差しが入り、なんだかほっこり。快適な空間。そして、こちらのお部屋にもセンス良くインド雑貨が並べてありました。やっぱり買おうかなぁって、迷いました(迷っただけ)。
「Prasaar」で今回頼んだメニューはこちら
さてと。ランチの話をしましょう。毎日「ビーガン=野菜ばかり」なのですが、日本の一汁三菜(以上)を基本とした小皿での盛り付けは、美しくかわいく彩りよく、見るのも楽しいプレゼンテーション。ちょこっとがたくさんあり、意外とボリューミー!その日のメニュー:里芋のマスタード炒め、土鍋焚玄米、根菜ポタージュ(米麹の甘酒)、酒粕のオレンジタルト。これだけでもお野菜しかないことがお分かりいただけますね。しかもデザートが酒粕オレンジタルトって。めっちゃ気になりました。
里芋好きな筆者は、「車麩のカツ」ととても迷いましたが、里芋にしました。調理方法も味付けも、一つ一つ異なり豊富なので、野菜だけを食べている感じがしない。いろいろ調理されているのに複雑ではなく、シンプルに素材の味がするけど、どれもいい感じにブレンドされてやさしく、ペロっと食べてしまいました。そして、最後にお待ちかねの〆のデザート。酒粕のオレンジタルト。お好みでメープルシロップをかけていただきます。酒粕の発酵感が軽いチーズのようで、オレンジのさわやかさで食べやすい。さらにメープルシロップをかけると、甘味で味がまろやかに。はちみつではなくメープルシロップを使用する理由を尋ねたところ、ミツバチも動物になるので、はちみつはNGという徹底ぶりでした。なるほど~。
そして、気が付けば2時間ほど。しかもおなかが一杯。ふぅ~。でも、不思議と「体にやさしい満腹感」を感じました。ビーガンってストイックなイメージがある気がするのですが、Prasaarさんの食事を食べたら、そのステレオタイプが覆されるかも。特に、日本食はビーガンにピッタリだと思いました。テイクアウトもされているので、女子会で使うと罪悪感が薄れるかも??自分でも作ってみたいビーガン食生活、ちょっとはまりそうな山乃撫子でした。
「Prasaar」の地図や駐車場など詳細情報
Prasaar プラサール
下関市菊川町下大野310-3
083-287-0814
10:30~15:00(ランチは、11:30~無くなるまで)
定休日/月・日・祝
駐車場は路駐にて
Prasaarフェイスブックページ