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「想い出さいか市」に行ってきました
先日の記事の「想い出さいか市」にあそびに行ってきたので、その様子をお届けします。
当日を迎えるまで、インスタグラムのアカウントでいろいろと情報をチェックして行ったのですが、実際にその空間へ足を運ぶと想像以上にそこへ込められた想いがぐっと伝わってきました。
今回いらっしゃった方も、また次回足を運びたい!と思っていらっしゃる方も是非イベントの様子をご覧ください。
豊田中小学校を目指して435号線を走っていると、道路沿いに「想い出さいか市」の看板が数カ所設置されています。白と緑の2色の看板が遠くからもすぐに気付くことがきるほどわかりやすく、迷わずにスムーズに到着。校庭が駐車場として使われていたのですが、駐車場入り口から駐車スペースまで担当の方がご案内してくださったのがありがたかったです!
校門から玄関までの道にはずらりとキッチンカーが並び、駐車場奥ではニュースポーツ体験、モルック教室が開催され親子連れで賑わっていました。
どこから見て歩こうかなぁと思っていたところ、校舎入り口にて校内マップを発見。
こちらの校内マップをはじめ、会場内のいたるところにある展示物・写真スポットは、豊田中小学校を卒業した女子高生たちがイベントの実行委員会として作成したもの!このイベントの名前も彼女たちの提案だそうです。インスタグラムでそのことが発信されていて、直接見るのをたのしみにしていました!
今回校内・外を歩いていて感じたのは、年齢問わず、みんなゆったりとここで過ごす時間をたのしんでいる。ということ。
中には卒業生もきっとたくさんいて、自分の幼少期に想いを馳せている方もいるんだろうなあ…。
2021年3月31日に閉校して、もう1年も経っているということが信じられないくらい、校舎や校庭にはまだここへ通う子どもたちの面影を感じられました。ここをなんとか残してゆきたいと、地元の方や関係者の方々が定期的に整備されてこられたことが感じられます。
一部のスペースを除いて、校内のいろんな部屋を見て歩くこともできます。校長室に入るときは、少し背筋がピンとしました。
生き生きとした校舎の姿
キッチンカーや市内外のお店の出店、体育館には大丸下関の物販。
そして、教室では様々なワークショップが開催され、賑わっていました。一度は学校としての役目を終えた校舎ですが、またこうして新たな活躍の場として継がれてゆくこと、そしてなにかを経験したり学んだりする場所として活用されていることがこの校舎自身のよろこびではないかと感じます。
わたしもいろいろとワークショップに参加させていただきました!
こちらはカラーセラピー。教室の中で授業を受けているような懐かしい気持ちになりました。
こちらは美祢市の「coconi」さんのワークショップ。親子連れのお客さまで絶えず賑わっていました。
どちらも大人だけでなく、子どもたちもたのしんでいるのが印象的でした。
豊田中(とよたなか)小学校の歴史とこれから
「豊田中小学校沿革史」には、明治7年からの歴史が刻まれていました。
少子化により、下関市も廃校が相次ぎますが、学校はたくさんの子どもたちのたくさんの思い出を築いてきた場所。出来ればずっと残って欲しいというのがみんなの想いだと思いますが、これだけの施設や土地を守り続けるということは、それだけの労力やいろいろなことが必要だということでもあります。
今回のイベントのようなことがきっかけに、活性化へと繋がる何かが生まれるといいなぁと思いました。そのためにも、少しでも多くの方に豊田中小学校の存在と、この地域の魅力が少しでも伝わるといいなぁと思います。
これほど多きく来場者も多いイベント(しかも初回)なのに、到着から帰るまで何の不自由もなく、そして隅々まで満喫して過ごせたのは、きっと事前の綿密な打ち合わせや準備があったからこそ。とてもいい時間だったなぁと校舎を後にしました。
これからも定期的に開催されるとのこと!
次回もたのしみです!
「想い出さいか市」イベントの会場、駐車場など詳細情報
イベントについて
想い出さいか市
下関市立豊田中小学校 [google map]
インスタグラム
会場について
下関市立豊田中小学校(当日は主要な場所から立て看板案内が各所に設置されます。)
下関市豊田町浮石1159-1
駐車場あり