北九州市門司区錦町4丁目1[Google Map]
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酒の「門司ブランド」と言えば・・・これだ!!
門司港駅グランドオープンの際に、時を同じくして発表された伝説の芋焼酎といえば!!
あなたはご存知ですか?知らない人がほとんどでしょう…。なぜなら、1ヶ月もまたず、完売した幻の焼酎なのですから。
しかし、かんもんノートを愛読しているあなたには、知っていて欲しい、そして自慢して欲しい一品なのでご紹介します。
その名も「地芋」。
じぃも、、、って、ほら、分かる人には分かる門司区のマスコットキャラクター。
ピンク色の海坊主じーもを、もじって名付けられた、門司区民には我が子のような芋焼酎なのです。開発構想は約6年前から…。門司の酒屋である、「地酒処田村本店」の田村さんが考えついた「地芋」。
だけど、原料となるサツマイモは、全国ネットを賑わせた彼らの大好物なんです。彼らが誰かって?!それは、こちら。
そのため、栽培に踏み切ってくれる農家は中々いませんでした。
しかし、その話を聞きつけた今回の取材先であるシマダ酒屋の島田さん。
猪に負けじと猪突猛進!!
農家探しに門司の地を駆けまわり、とうとう伊川地区の白石さんが農地を提供してくれることとなりました。
初年度に収穫されたサツマイモは約450キロ。北九州に2軒しかない酒造のいっぽうである、小倉南区の無法松酒造で、晴れて483本の「地芋」が完成し、2019年3月10日門司港駅グランドオープンでお披露目されました。
「シマダ酒店」のおすすめの門司港土産はこちら
夏のお休み前に覚えていて欲しい、【門司港土産】をシマダ酒店さんからご紹介して頂きました♪
2011年に発表された門司区猿喰新田の米を使った甘酒。
門司ブランドの皮切りとなったこちらは、健康にいいと海外でも定評があり、ノンアルコールで子どもから大人まで選ばず飲めるものを、と作られました。
品のいい料亭などでも好評で、酒粕臭はなく、スルリと飲める一品。金額的にも手に取りやすく、年齢を問わず、お土産にも最適。
猿喰と言えば、もうひとつ。この1757と刻まれた数字。
猿喰新田の歴史をご存知でしょうか?
1732年、享保の飢饉で旧大里村(現門司区)で百人以上が飢え死にしたのを機に、村の庄屋石原宗祐(そうゆう)さんが庄屋としての職を辞め、私財を投じて周防灘に面した入り江を干拓して、広さ約33ヘクタール、福岡ヤフオクドームの約5倍にあたる広大な土地に1757年から開発工事に着手した年で、幾多の難を乗り越え、これが完成したのが1759年なのです!
ちなみに曽根新田を開発したのもこの人!!北九州の米所を支えた歴史的人物ですね。
この【猿喰1757】は、フルーティーな味わいで女性に人気。スルリと飲める純米酒となっています。
そして、冒頭でとりあげたこちら!!お土産としては、現在手に取れませんが、もう、名前は覚えてくれましたよね??
あの可愛いピンクの愛されキャラとは趣が違う、素晴らしい書の文字は、書道の公募展で受賞歴のある門司出身の冨永睦子さんの書で、ラベルの製作は、同じく門司港レトロ地区のデザイン事務所「マイアミ企画」の作品。
地区の古地図を背景に「地芋」の書が門司区民の心をくすぐります。
芋焼酎だけど、さつま〜な香りや味はそれほど感じず、芋の中でも好みをわけない、万人に愛される味。
来年こそは、私も手に入れたい1品です♪
シマダ酒店
北九州市門司区錦町4丁目1
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