コーヒーを楽しむ、とは？「SIMONS COFFEE（シモンズコーヒー）」でコーヒーを楽しもう！

聞けば聞くほどこだわりが・・・

最近、下関がコーヒー専門店の激戦区なのはご存知でしょうか。その中でも、山口県で唯一の“アドバンスド・コーヒーマイスター”の資格をお持ちの方が下関でコーヒー専門店をされています。

それが、「SIMONS COFFEE（シモンズコーヒー）」。コーヒーに精通し、とにかくコーヒーを愛してやまない店主・原さんにお話を伺いました。

原さんは学生時代から、老舗のコーヒー店で働くほどのコーヒー好きでした。一度は家業を継いだそうですが、「いつか自分でコーヒー店をやってみたい」という思いを抱き続け、平成29年２月、ついにコーヒー専門店をオープン。

そんな原さん念願のお店に入って、まずびっくりするのが、コーヒーの種類の多さ！！壁のボードには、コーヒーの種類がずらり。常時20種類はあるんだそうで、それだけ種類があると、自分にマッチングしたコーヒーに出会えるそうです。

こんなに種類があるのは、お客さまに自分の嗜好に合うコーヒーを飲んで喜んでほしいという思いから。原さんが「自分はコンシェルジュの役割を担っている」とおっしゃる通り、深い・あっさり・酸味など好みを聞いて、その人に合ったコーヒーを教えてくれます。

20種類あるだけでもすごいですが、なんとオリジナルブレンドもつくってくれるんだそう。味の好みとどんなコンセプトかを伝えれば、そのイメージ通りにオリジナルでブレンドしてくれます。

商業利用だけでなく、個人でもOKとのことで、自分だけのオリジナルもつくってもらえるそうです。これはうれしい！パッケージもオリジナルのデザインとのことで、贈り物にもよさそうです。

シモンズコーヒーは、その他のギフトなども豊富ですよ♪

原さんにお話を伺っていると、コーヒーって本当に奥深いんだな、と感じます。

一昔前は、コーヒーの味の表現は産地の国の名前で一括りにされていたそうですが、最近では品種や製造方法等、細分化してきたとのこと。そんな複雑になってきたコーヒーですが、総合的な楽しさや味の違いをぜひ知ってほしいと原さん。

世界中さまざまな国から厳選されたコーヒーは、味の違いだけでなく、プラスアルファその豆だけの物語があり、興味をそそるんだとか。

そんな、国ごとの特徴を知ってほしいという思いから、一か月～二か月のペースでいろんな地域にスポットを当ててフェアなどのイベントも行っています。

念願のお店をオープンされて、コーヒーに対する想いに何か変化がありましたか？と尋ねたところ、「より奥深さを知るようになり、勉強してさらに好きになった」と原さん。すごい資格をお持ちの原さんですが、今でも日々勉強中なのだそう。

そんな原さんの真摯さは、「値段プラスアルファのサービスを提供したい」とおっしゃる通り、お客さまへの心遣いにも表れています。

コーヒー豆は、新鮮さを大事にするために自家焙煎しています。

店内で飲めるのはもちろん、テイクアウトにも対応。もちろんコーヒー豆も販売しています。

コーヒーに合うようにつくられたスイーツもすべて手作り。

コーヒー以外にも紅茶やオリジナルハーブティーもあります。

お仕事帰りにもほっと一息ついてもらえるよう、営業時間は10時から夜20時までとなっています。

そんな、お客さまにとって居心地のいいお店であるシモンズコーヒーには、常連さんも多く、時には県外から足を運んでくださる方もいらっしゃるそう。

お店の名前の由来は・・・

最後に、“シモンズコーヒー”の名前の由来について。この“シモンズ”とはつまり、『下関人』のこと。下関はサントスとイスタンブールと姉妹都市であり、どちらもコーヒーにはゆかりのある土地。それで、下関はコーヒーと深いつながりがあるんですね。納得。

そんな下関の特性を活かし、ここ下関から発祥したという下関ありきなアイデンティティーを発信したい、感じてもらいたいという想いから、その名もずばり“シモンズコーヒー”と名付けたのだそうです。なるほど！

原さんのお話を伺っていて一番印象的だったのが、「コーヒーを楽しんでほしい」「コーヒーを楽しみたい方に来てほしい」「シモンズコーヒーでコーヒーの楽しさを突き詰めてほしい」(！)とコーヒーの楽しさについて、熱く語ってくれたこと。それは、原さん自身がコーヒーの楽しさを知り尽くしているからなんだと思います。