「隊長のアートごっこ展」はこんなイベント
こんにちは。山乃撫子です。あなたは、知る人ぞ知る下関の文化人が集まる場所、と言われているカフェをご存じでしょうか。それは海響館の立体駐車場前、白い建物・TACビル(石川設計)の一階にある「カフェ・レストデトロワ。」デトロワは、フランス語で「海峡」という意味だそうです。フランス語って聞いただけで、文化的な印象に思うのは私だけでしょうか?
以前は、市役所近くで「たべるーな」というスパゲッティ・喫茶でしたが、12年前に移転。天井が高く、古川薫・菊舎・金子みすゞにちなんだ本が配置され、帆船の模型がずらり。文化的で、昭和レトロな雰囲気が落ち着きます。毎月第3木曜を基本に、参加費1000円で「おもしろ文化塾」を開いているそうです。(講師の都合で変更あり)どんな人たちが参加しているのか、興味が湧きますね。デトロワの人気メニューはペスカトーレ(1200円)と、この時期に食べたいスパ鍋(3400円)。今日は、友人に勧められた「コーヒーぜんざい」を注文。甘さ控えめ、コーヒーとちょっと甘いものが食べたい人にお勧めです。
さて、そんなカフェ・レストデトロワ、実はギャラリーでもあります。この12月15日から一ヵ月間は、「隊長のアートごっこ展」を開催中。「隊長」とは、長府では超有名人・藤中和岳(カズタカ)博士。アート名・KAZZの妄想作品展です。中学生の時は絵本作家になりたかったという隊長のおもしろく、かわいく、コミカルで切なくも、カラフルな大小のペイントからオブジェまで幅広い作品がずらり。
開催2日、すでに5万円のペイントが売れたそうです。藤中隊長にお話を伺いました。
「暇があれば作品つくり。使われなくなったガラクタや部品、流木が何かに見えてくる『命を吹き込む』作業がおもしろい。初めての作品は二十歳の頃。土を買って、その辺の赤土を混ぜてこねて、家の庭に火をくべて窯を作り、素焼きで『埴輪』を作った。埴輪は陶芸の原点だからね。」現在も開いているシンポ陶芸教室の立ち上げに関わり、2年ほど講師として陶芸を教えた時期も。「当時は陶芸ブーム。募集多数があり、その中には美術の先生もいてね。あせったよ!そこが、フラフラ人生の始まり。」という隊長。
広告代理店勤務で培った目線は、イベント業、広告業、映像業での経験含め、作品にも反映されていると思いました。さて、そんな藤中隊長ですが、現在、個人でクラウドファンディングを実施中。その理由は?「自分が東京にいた頃、学生運動が盛んでね。今の学生とは熱量が違う。その頃の話を執筆し、自主出版する」からだそう。著書名「とうきょう物語。」目標額170万円。締め切りは1月17日です!!まだまだ興味の尽きない隊長の作品展とデトロワの雰囲気で心がほっこりするひと時を。「隊長のアートごっこ展」は1月15日(水)まで。興味を持った方はクラウドファンディングもお忘れなく!藤中隊長のクラウドファンディング情報はFacebookページにて。
カフェ・レストデトロワ
「隊長のアートごっこ展」の会場地図、駐車場など詳細情報
イベントについて
隊長のアートごっこ展
カフェ・レストデトロワ
2019年12月15日~2020年1月15日頃まで
11:00〜21:00(火-日) 月のみ11:00~15:00
参加費 無料
会場について
会場:カフェ・レストデトロワ
下関市南部町24-10 TACビル1F
083-232-3674
11:00~21:00(火-日) 月のみ11:00~15:00
正月休み1月1日・2日
駐車場なし
なし
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