神社の中にお寺??
JR鹿児島本線門司駅を戸上山方面へ上がっていくと、ありました!
都市高速道路の高架横に大鳥居。
高架下から見るとこんな感じ。
「権現さん (ごんげんさん)」の愛称で親しまれ、古くは1100年余りの歴史ある神社です。
霊峰戸上山の山頂に「上宮」が鎮座しています。
そして、こちらは神仏習合の名残があるため、境内を入ってすぐ右側に「満隆寺 (まんりゅうじ)」というお寺も。
唐から帰国途中の空海<弘法大師>が降り立ち密法を修めたとされ、大日如来や不動明王、水かけ地蔵様などがいらっしゃいます。
神も仏も、あるんですね。
ありがたや~。
ではでは、社殿へと向かいますよっと。
笑う狛犬
御手水は龍です。
神社やお寺によって種類や形、顔が全然違うので、参拝の楽しみの1つ。
ででーーーん!
狛犬様の顔が見たくて近付くと、どうしても下からのアングルになってしまうので、笑っているみたいでちょっと可愛い。
立派な社殿だなぁ。
社記によると、戸上山上に三柱の大神を奉祀したことに始まっているそうですよ。
江戸時代には、小倉藩主の細川氏や小笠原氏の尊崇篤く、社殿の造営や社領の寄進等もあって大切にされてきたことが伺えます。
また、参勤交代で大里の宿場を通過する九州諸大名が、武運長久と海陸の交通安全を祈願していたため、現在でも交通安全祈願に訪れる方が多いとのこと。
そして社殿のすぐそばに「せたけ石」ができていました。
お子様と一緒に参拝して、こんなに大きくなったよーって背比べしたりするのかな。
なんだか成長を見守っていただけている感じがして、嬉しくなりますね。
おみくじがピカピカゴールド!
そんなこんなで、御神籤を発見したので引いてみます。
どーーーん!
【望】
なんでも希望が叶うほど人生は甘くない。だけど、何も望まなければ何も得られない。叶うか叶わないかではなく、望むか望まないかが大事。
なんて有り難き御言葉!
自分がどうありたいか、大切な人々がどうあって欲しいのか、先ずは望んでみることから始めてみることにします。
ちなみにたくさんの御祭神はこちら。
天御中主神
伊邪那岐神、伊邪那美神
(合祀)
奧津日子、神奧津比賣神、須佐之男神
大山祇神、大穴牟遲神、少名比古那神
豐日別命、宇迦之御魂神、保食神
高淤加美神、高淤加美命、闇淤加美命
罔象女神、建御名方神、猿田彦神
安徳天皇、平宗盛
他にも紹介しきれなかったのですが、「高倉稲荷」や「龍がいる池」など、境内には気になるパワースポットが満載!
皆さまも是非、行かれてみてくださいね。