お店(飲食以外)

【豊田エリア】車でめぐるおすすめスポットをご紹介!「しものせきドライブガイド」WEB版。


先日配布を開始しました「しものせきドライブガイド」。紙面ではエッセイ調でお届けしましたが、この記事は、そのエッセイを担当させていただいた30半ばの下関人であるわたくしの視点で、各スポットの感想をのんべんだらりと述べながらご紹介するスピンオフ版です。豊田町と豊北町の2回に分けてお届けします。

チームで作り上げたガイドの世界観を壊しかねないので、チームのみなさんには内緒で書いています。ドッキドキドン!社会人12年生。それでは、どうぞ。

豊田湖畔公園

あの、これは常々思っていることなんですが、下関の旧市内って緑が少ないですよね。
東京なんかのほうがドドンと街なかに緑が広がっています。人工的とか人工的じゃないとかは置いておいて、意外と日常の中に緑がある印象です。一方わたしは旧市内で生活をしていて、緑不足に陥ることが多々あります。なので、湖畔公園に来て久しぶりに深呼吸ができました。

だがしかしですよ、キャンプなんて道具を揃えるところからはじまるし、メンドクサガリ種のわたしには難易度五つ星です。
でもここは用品一式がレンタルできるので、手ぶらで行けました。寝て起きたままで何も考えなくていいです。人間はこうやって思考することをやめていくということを、身を持って学べますね。


あ~~~~~、チルってる~~~~~~~。
(青い鳥が飛んでいたわけでも、イルカにのった少年が来たわけでも、果てしない闇の向こうにOhohしていたわけでもありません。)


なんと手ぶらでわかさぎ釣りもできます。わかさぎ釣りなんて、ぐるナイでしか見たことない人生を歩んできたので驚きました。12~3月がハイシーズンだそうなので、それまでキャンプして待っていよう。

豊田湖畔公園
下関市豊田町大字地吉348
TEL:083-766-3488
WEB:https://toyotakohan.org/

蛍街道西ノ市(豊田町道の駅)

豊田は梨が有名で、豊田の道の駅では、梨の果汁がじゅわ~んな梨ソフトクリームを通年で食べることができます。え!シーズンオフじゃん…!というあの絶望とは無縁です。


なんちゅういい顔していらっしゃるんですか。彼は演技など無縁のHonestボーイでしたので、本当においしかったんだと思います。
さて、この梨ソフトをあなたが今食べるべきかどうか、診断チャートを作ったのでぜひやってみてくださいね。どんな結果が出るかな~。

蛍街道西ノ市(豊田町道の駅)
下関市豊田町大字中村876-4
TEL:083-767-0241
WEB:https://www.toyota-hotaru.com/

重兵衛茶屋



なんやこの古き良き時代へのタイムスリップ感。いつデロリアンに乗ったっけ?この中にわたしの両親がいるんですか???と、なったりならなかったりしながら、居心地いい雰囲気にほだされました。

重兵衛茶屋のお料理はもともとお寺で出していたものだそうです。なのでお肉などは使われていないんですね。

その中でも「山ふく」は、重兵衛茶屋ができてからのメニューではありますが、「山の上の河豚」をイメージしてできた、毎朝手作りのこんにゃくのお刺身です。(下記写真右上の白い厚みのあるブリンとした物体)

これをいただいて、35年のわたしのこんにゃく概念バチボコ打ち砕かれました。こんにゃくってこんなにおいしいの???生まれたときからこれ食べていたら、わたし今ごろこんにゃく芋農家にお嫁に行って、こんにゃくベイビー産んで、こんにゃく人生謳歌していたかもしれない。

重兵衛茶屋
下関市豊田町大字杢路子2019
TEL:083-768-0330

木と土 Calm


自分の好きな空間に共通していることの一つが、外から入ってくる光の具合だったりするのですが、見事にやられました。思い返すだけでもにんまりしてしまうこの場所は、木製家具と陶器のギャラリーです。二人が生み出す柔らかな木の作品と、あたたかい土の作品に触れていただきたい。

しかしみなさんのおっしゃりたいことはわかります。ズバリ、こういう場所は入りづらいんでしょう!

ここで朗報です。店主のお二人は「みなさん気を遣って何か買おうとしてくださるんですけど、本当に見ていってもらえるだけでいいんです」だそう。な、なんていい方々。あまりにも純真無垢なお二人を前にして、そんなこと言わずにふっかけてやりやしょうぜ!と反動で言ってしまいそうになるわたしは悪の化身です。

この際、財布は忘れて行きましょう。(本当に車内に忘れて行ったわたしは、どうしても欲しくなって社長に一瞬借りました)

木と土 Calm
下関市豊田町大字日野363
TEL:083-766-0230
WEB:https://coubou-calm.com/

ガーデンカフェ カモミール

徳仙茶屋の後ろにちょこんと佇む建物。ガーデニング好きが高じて2001年からはじめたお店だそうです。ということは20年もやっていらっしゃるんですね。曲がりなりにもお店業をかじらせていただいていたわたしはいろいろあって1年半で閉めてしまったので、20年なんてもうエベレストなわけです。

ゆったりとしたBGMが流れる穏やかな店内は、うっせえわ世代よりも勝手にしやがれ世代向きかもしれない。酸いも甘いもコーヒーに溶かして、お庭の木々や花々を眺めながら、のんびりとしたうららかな午後を過ごせるんじゃないかと思います。

ガーデンカフェ カモミール
下関市豊田町大字手洗388
TEL:083-766-3416
WEB:https://m.facebook.com/gardencafe.chamomile/

下関市豊田農業公園 みのりの丘

「わ~久しぶり!こんなに大きくなってから!オムツ替えよったときはあんなに小さかったのにねぇ」「んも~いつの話しよるん、やめて~や恥ずかしいけぇ」という会話がまるっきりの初対面で成立しそうな空気感のスタッフさんが迎えてくれました。これをみなさんがよく知っている6文字で表現すると、「フレンドリー」になります。無駄にスクロールさせています。

ここではそば打ち体験ができます。まるで大人の調理実習のようでした。(もちろん子どもちゃんもOK)
調理実習と言えば、はじめてジャガイモの皮を剥いたとき、7割くらい皮として処理し、へ~ジャガイモって食べられるところほとんどないんだな、と思い、まわりを見渡すと、他の子は皮を剥く前とほぼ変わらぬ大きさを保っていて、意中の男子を前にして恥ずかしくなるという甘い記憶がありますが、こんなどうでもいいことをここで披露するわたしは社会人として甘いですね。すみません。無駄にスクロールさせています。


スタッフさんのスーパーボールより弾む軽快なトークで、そば打ち体験はとても和やかに進みました。コロナ対策のためその場で食べることはできませんが、お持ち帰り時に敷地内のおそば屋さんのそばつゆも付けてくださいます。体験料金は1人1,800円(おそばの量は二人前)。人数などの制限がありますので、詳しくは直接お問い合わせくださいまし。

下関市豊田農業公園 みのりの丘
下関市豊田町大字八道601-3
TEL:083-766-1395
WEB:https://www.instagram.com/minorinooka/?hl=ja

ここまで読んでいただき、指と目、お疲れ様でした。
次回は豊北町編をお届けします。

紙面バージョンはこちら!

紙面のドライブガイドも載せておきます。いま読んだ内容はすべて忘れて見てね!
【閲覧用】しものせきドライブガイド
【印刷用】しものせきドライブガイド

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yuko
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下関生まれの下関育ち。
文章を書いたり、文字を起こしたり、絵を描いたりしています。