週末・祝日は「活きいき馬関街」で新鮮なお魚を!
週末の朝に早起きして向かった先は、下関が誇る超有名観光スポット、唐戸市場!!!
週末と祝日に、各商店で新鮮な魚をお寿司やどんぶりにして販売する、「活きいき馬関街」を開催しています。
海風が冷たいとっても寒い日でしたが、市場の中は観光客でいっぱい!
唐戸市場の中の老舗、柳川水産
そして今回取材に来たのは、老舗の柳川水産。
かわいいふくのマークときれいなオレンジ色の看板が目印です。
ここでひとつ豆知識!
下関では’ふぐ’ではなく’ふく’と呼ぶと言われますが、縁起をかついで’福’から来ているとの説が有力です。
だがしかし、下関市出身在住のわたしは普通に’ふぐ’と呼んじゃいます。友達が’ふく’って呼んでるところも聞いたことないなー。
丼ものは1000円から。いろんな海鮮丼があるから、選ぶだけで3時間くらいかかっちゃいそう。
お寿司は100円から。新鮮な魚がとってもリーゾナブルなお値段で食べられます。紙皿とトングが渡されて、自分で好きなものを好きなだけお皿に乗せて会計をしてもらうシステムなので、海鮮丼同様こっちもかなり迷っちゃいますが、ホントに人が多いので、そっちとの戦いも楽しみながら選ぶのが粋。
お店のおすすめはこちら!
宝石箱(1500円)。こんなの見たことがないというぐらい肉厚(魚厚というのか?)なまぐろ、あじ、サーモン、ぶり、たい、いか、うに、いくら等を贅沢に使った、味の宝石箱!限定商品です。お得感半端ない。
天然ふくのお寿司(100円)、ふくの白子のお寿司(300円)、天然のふくがこのお値段で食べられるのは下関ならでは!
ふく汁(400円)昆布とふくのあらで出汁を取り、さらにふくの身がごろごろ入ったふく汁。あったまります!
ふくの一本揚げ(300円から)。色々な種類のふくを日替わりで、切らずに一匹丸々揚げています。とってもジューシー。
女将に話を聞いてみました。
そして、柳川水産といえば、新鮮な魚以上に元気でピチピチなこのお二人!パワフルな江戸っ子名物女将と、対照的に癒し系の若女将親子。
柳川水産の歴史は古く、創業は戦後間もない昭和25年。フクの仲買人として、その世界では有名な老舗です。しかし、時代は変わり、大型スーパーに押されて市場に魚を買いに来る人はどんどん少なくなっていきます。
そんな中、2001年に80億円かけて唐戸市場が今の場所に新築移転。その時、「この市場を生かすも殺すも商売人次第。」と立ち上がったのが女将達。
「地方市場は昔からのやり方ではもうやっていけない。この建物を生かすには、観光客を呼び込むしかない。」との思いで、各商店で新鮮なお刺身やお寿司を、行政と戦いながら(笑)、お手頃価格で売り始めた。
「まだまだ行政との間で難問はありますが、今、若い世代も頑張っていますので、女将達も応援しています。」
そんな柳川水産の場所はこちら。
唐戸市場のシンボル、福招金(フクマネキン)を右手にまっすぐ行って、
こちらの電光掲示板を左手に右折すると、オレンジ色のお店が見えます。
市場内に商店はたくさんあって、どこのお魚も新鮮で美味しいのは間違いないけど、元気までもらえるお店はここだけです!たぶん!!